愛犬には健康で長生きしてほしい!
飼主であれば誰もが思っていることです。
健康寿命こそ長くしたい。。。そして(最後は)大往生。
※“大往生”:安らかに死ぬこと。少しの苦しみもない往生。また、立派な往生。(広辞苑より)
我々の愛犬は(ヒトも、ですが)そこに向かっているのでしょうか。
2019年12月に出版された「獣医師が考案した長生き犬ごはん」の著者である、獣医師の林美彩先生をお招きし、犬の手作りごはん専門のレシピサイト「わんわんシェフ見習い中」を運営する(株)コラビー代表の瀧谷がお話を伺います。
(全2回の2回目 : #1からの続き)
第2回:未病段階で飼主がケアしたいこと
薬膳の考え方を取り入れた手作りごはん
瀧谷:前回は、獣医師である林先生の取組みである「(治療がなくなってしまった)末期のワンちゃんのケア」そして「未病段階でのケア」について伺いました。
どちらも、愛犬の(そして飼主の)“Quality Of Life”を充実させるための取組みでした。
今日は、飼主さんでできる“未病(および病状が重篤でない)段階でのケア”についてお話を伺っていきたいと思います。
前回の最後の方に「ケアの中心でもある“食”」として、手作りごはんに関して触れて頂きました。我々わんシェフは手作りごはん専門サイトですし、やはりそのテーマから伺えればと思います。
「個々の状況や体質をふまえ、また食材の食性を意識してあげることが重要」とおっしゃっていたことが心に残っています。
今日もよろしくお願いします。
林:はい。よろしくお願いします。
瀧谷:“食”、“手作りごはん”に関して、林先生はこの度(2019/12月)「獣医師が考案した長生き犬ごはん」を出されました。今回本を出すことにした理由というか、きっかけみたいなものがございましたら教えてください。
林:正直に言うと、本を出そうと思ったというより、依頼を頂いたんです。
元々は古山先生(※「獣医師が考案した長生き犬ごはん」の監修を担当している獣医師)に出版の相談があったのです。古山先生は猫中心ですが、いくつも書籍を出してきた先生ですので。
それで、古山先生から私の方にお話を頂きまして書くことになったんです。
瀧谷:そうだったんですね。
林:あ、でも私もいつかこのテーマで書いてみたいな、とは思ってました。
瀧谷:そんな経緯で実現した犬の手作りごはんの本なわけですが、「薬膳」の考え方を中心においていらっしゃることに目が留まりました。
私も何気なく「薬膳」って言葉を使うことがありますが、ちゃんとわかってないです。(笑)
「薬膳」の考え方とはどんなものなのでしょうか?
林:薬膳は、季節のものを食材として取り入れること、そして個々の体質や体調に合わせた食性を意識することが基本になります。
瀧谷:季節のものは、やはりその時期に必要な栄養が豊富に含まれているってことですね。
林:はい。人間も一緒ですが、旬のものは栄養価が高いので。
瀧谷:もう一つに“食性”って言葉がありました。食性とは何でしょうか?
林:五性といいますが、食材がそれぞれ持っている特性を「熱、温、平、涼、寒」の5種類に分けて意識することになります。
瀧谷:食材によって「熱の食材」とか、「涼の食材」とかあるわけですね?
林:そうです。
瀧谷:それは、えーっと。あ、この本(「獣医師が考案した長生き犬ごはん」の中を指さして)で肉や魚、野菜などで一覧になっているこれですか?
林:そうです。それ、食材早見表なんです。
瀧谷:これをどんなふうに使えばいいのですか?
林:体が冷えているワンちゃんであれば、温めるような食性をもった食材を使うようにして、熱を持っている場合は冷やすような食性をもった食材を使うようにしてもらえればと思います。
瀧谷:食材早見表を見ると、食性は「熱、温、平、涼、寒」に分かれているわけですけど、例えば“涼”と“寒”があります。“寒”を選択する場合は、“すごく熱を持っているとき”ということですか?
林:うーん、そうではなく、ワンちゃんのステージの方が近いですね。
シニアのワンちゃんや幼いワンちゃんには、“熱”や“寒”で一気に変化を促すよりは、“温”や“涼”の方がbetterだったりするのです。若い成長期の子は“熱”や“寒”で構わないのですが。
瀧谷:なるほど。
とすると、“熱”のラムとか“冷”の馬肉とかって人気ある食材だと思うんですが、ちょっと使うワンちゃんを選んだ方がいいとも言えるわけですね。
林:低アレルゲンっていう意味ではいいのですけど、身体を温める、冷やすという意味では気を配りながら使用されるのがいいかな、と思います。
組合せで気を配ることもできます。例えば、“熱”のラムを使う場合は急に温めすぎちゃうから、“涼”の野菜を組み合わせた料理にして落ち着かせるとか。
瀧谷:あと、そもそもの話なのですが、五性を利用していくために、自身の犬が熱を持っているか(熱を持ちやすい)、冷えている(冷えがち)などの見極めが必要になると思います。
正直、自分の愛犬について、ちゃんとわかる自信がないのですが、飼主としてはどうしたらいいのでしょうか?
林:一番シンプルなのは、ワンちゃんに触っていていつもより火照っていたり、逆に冷えていたりしないか、ですね。
瀧谷:それならできそう。でも、日頃からそういう意識をもって触れるようにしないと、ですね。
犬は大体いつも温かいですけど、「いつもと比べてどうかな」、「変わりはないかな」ってことでしょうか。
林:はい。
我々獣医と違って、飼主さんは色々なワンちゃんと触れるわけではないので、他の犬とくらべてどうか、よりも、ご自身のワンちゃんの日常の変化を見てあげることが重要だと思います。
瀧谷:なるほど。
その他に一般的な飼主が気付ける“サイン”みたいなものはありますか?
林:そうですね。
一概にはいえないですけど、例えば熱がこもってそうなサインとして、「黒い目ヤニがいつもより多い」、「耳垢がいつもより多い」とか、ありますね。
熱は上にあがりやすいので、目や耳など顔にサインが現れることが多いです。頭のてっぺんが熱くなるワンちゃんもいます。
瀧谷:“黒い”目ヤニとのことでしたが、“白い”目ヤニは別なんですか?
林:白い目ヤニの場合は細菌感染を疑いますので、別です。
瀧谷:そうなんですね。どっちにしろ目ヤニは良くないですね。
林:普通の生理反応の範囲の量ならいいのですが、急に増えたり、いっぱい出るようだと良くないですね。
その他のサインの例としては「舌が真っ赤」だと熱を持っちゃっている可能性がありますね。逆に「舌が真っ白」だと冷えていたり、貧血じゃないかを心配します。
あとですね。見た目の話ではないですが、「最近イライラしている」や「最近、なんか狂暴化している」なんて場合も熱を持っていることを疑います。
瀧谷:そういう時、ありますね。
林:で、熱がこもっているワンちゃんには熱を出すような食材を使い、逆に熱が足りていないワンちゃん、シニアの子や腫瘍をもっている子は熱が足りていない子が多いので、逆に熱を加えてあげるような食材を使うわけです。
瀧谷:そうか、、、熱が多いだけでなくて、熱が足りなくなっちゃっている場合も良くないんですね。
林:そうです。そうです。免疫が下がっちゃうかもしれないんで。
瀧谷:そうすると、普通の飼主が簡単に実践できる“薬膳-手作りごはん”としては、
1)愛犬の変化に気を配って、普段より「火照っているか」、「冷えているか」を意識する
それによって、食性を変えていく。
2)また1)の変化に気づかなくても、「黒い目ヤニが多い」「耳垢が多い」「舌が真っ赤(真っ白)」「イライラ」「狂暴化」などの時は要注意。
3)できるだけ、季節の旬の食材を使う。
ですね。
林先生は、こういった薬膳を意識した手作りごはんを推奨する指導をやってこられたと思うんですが、実際に見てきた、実現してきた例で、ワンちゃんの体質が改善した例などがありましたら教えてください。
林:「涙焼けがすくなくなった」とか「皮膚のかゆみが少なくなった」とか「毛づやが良くなった」なんてのは多い例ですね。あと「結石がでなくなった」とか。「痩せた!」とか(笑)
瀧谷:「結石の改善」というのは数値が良くなったり、石ができなくなったり、ということでしょうか?
林:おしっこ検査で“キラキラ”が見えなくなったりします。
結石の重いワンちゃんで、手術をして1週間後の抜糸のときにはまた石ができちゃったりしていた状態から、手作りごはんをあげ始めて結石ができなくなってきた、なんてこともありました。
結石に関しては、水分が多い手作りごはんに加えて、マッサージをすることで水分が出ていきやすくするとさらに効果的ですね。
瀧谷:犬の手作りごはんのサービスやっていると同じような改善をした話は聞くのですが、人によっては「本当?」って疑う人がいたり、過去には“都市伝説(?)”的な言い方をする人もいました。それもあって「手作りごはんのメリット」は控えめなアピールにしてきました。でもやっぱり改善している例、結構ありますよね。
林:あります(笑)。
ちゃんと実証されている部分もあるので大丈夫です。
目指したい健康寿命
瀧谷:ありがとうございます。
ここからは、薬膳の手作りごはんから、一歩ひいた全体の話として、“未病(および病状が重篤でない)段階でのケア”についてお話を聞かせて頂きたいと思います。
ちょっと前に「犬の寿命はこの10年で0.7歳ほど長くなっている」というニュースを見ました。
実際に獣医をされていて、寿命が長くなったと実感していますか?
林:実感していますね。伸びていると思います。
15歳まで生きるワンちゃんも珍しくなくなってきました。
瀧谷:健康寿命も一緒に伸びているといいなぁ、と思うのですが、長寿になると最後は身体がズタボロになってしまうなんてことはないですよね?
“健康寿命”の設定の仕方によるとは思うのですが。
林:長寿でも最後まで元気に散歩している子もたくさんいます。
もちろん、歩く速度は遅くなったりしますけどね。
健康寿命の条件として「散歩ができて、ちゃんと食べれて、普通に寝ることができる」程度に設定するなら、伸びている気がします。
瀧谷:普通に寝ることができるっていうのは、、、
逆に普通に寝られない状態って、例えば認知症とかですか?
林:認知症になっていると、徘徊しちゃったり、昼夜逆転しちゃったりするので、ワンちゃんも飼い主さんも普通に夜に寝ることが難しくなるケースがあります。
今までの生活リズムをあまり崩さずにできるラインとして「散歩ができて、ちゃんと食べれて、普通に寝ることができる」くらいが一つの目安かなと思います。
瀧谷:そのラインを満たすものを“健康寿命”と呼ぶとしたら、
どれくらいまで、何歳くらいまで、健康寿命があれば“まずまず”と言えるのでしょうか?
犬種によって寿命も違うので、一概には言えませんが、
例えば小型犬の場合で、寿命で亡くなるどれくらい前まで“健康寿命”が備わっていれば「よし」と考えるのか、なのですが。
どうしたって、最期は期間の長い-短いの差はあれども、介護が必要になるケースが多いと思うんです。ただ、飼主として、どれくらいは“覚悟”をしておく必要があるのかな、というのが気になります。
なかなか元気なうちは想像できない・したくない話ではありますが、予め心に留めておけるかどうかが、実際に愛犬に介護が必要になった時に、すぐに受け止められるかどうかへ影響すると思うんです。
小型犬の場合だとしたら、亡くなる前のどれくらいの期間は、健康じゃない期間(介護が必要な期間)があるものなのでしょうか?
林:小型犬だったら、そうですね、、、平均寿命の1~2年前まで元気や食欲、いわゆるQOL(Quality Of Life)があるのであれば、まずまずかな、と思います。
瀧谷:例えば、寿命が14歳くらいの犬とした場合、12,13歳くらいの健康寿命を先ずは目指すイメー
ジですね。
逆に言えば、1~2年よりもっと長い期間、QOLが保てないケースって多いんですか?
林:闘病生活しているワンちゃんだと、5~6年介護が続くケースも珍しくありません。
もちろん5~6年の間に一度良くなったり、また悪くなったりを繰り返すことも多いですが。
瀧谷:とすると、例えば小型犬の飼主さんは、最期の1~2年は闘病や介護をする覚悟しておいた方がいいってことですね。
ちなみに、うちの2匹ワンちゃん、片方はもうすぐ10歳です。今は元気ですが12歳はもう遠くないです。
林:何かしらが起きる可能性・リスクがあるので、その心づもりを持っていた方が良いと思います。
もちろん、必要な介護や闘病状況の重さの大小はあります。
瀧谷:目標になりますが、長寿命は当然だけど、健康寿命から外れてしまう“1~2年”をできるだけ短くできたらいいですね。
林:はい。
飼主に推奨する未病段階でのケア
瀧谷:この(健康寿命から外れてしまう)“1~2年”はどうしたら短くできるか、それが「未病段階のケア」にの目標の一つと思うのですが、飼主さんとして実践できることって何があるでしょうか。
先に伺った「薬膳の考え方を活用した手作りごはん」はその一つですが、それ以外についても知りたいです。
林:やはり、変化に気づくことが基本ですね。
早く気づけば、早くに原因を突き止められる可能性があるので。
高齢犬だと“気づき”の遅れが命取りになることもありますし。
特に排便、排尿、飲水、ですね。
例えば、
お水のんでいるのに尿が出ていない、
排尿の量はいつもと変わらないのに、やけに水をがぶ飲みする、とか。
身体の中で正常に流れていないことは、排便、排尿、飲水に表れやすいですから。
瀧谷:「身体の中の流れ」について考えると、運動なども効果あるんでしょうか。
林:ほどほどの運動はいいですね。適度な運動は、流れを整えます。
年を取ると散歩に行きたがらなくなったりしますので、シニア犬だったら室内にスロープで簡単な坂道をつくって、足腰を使うようにしてあげるとかの有効ですね。筋力の衰えを防止することにもなります。
あと、マッサージをしてあげて、流れを良くしてデトックスを促してあげること。これ、効果あります。
スキンシップにもなりますし。
瀧谷:撫でてあげたりするけど、マッサージはしてないなぁ。
マッサージについては、本(「獣医師が考案した長生き犬ごはん」)でも書いていらっしゃいますね。
林:口内ケアも欠かせません。
心臓病とか肝臓病になっちゃうので、歯磨きをちゃんとしてほしいですね。
あと、人間と一緒で“肥満”は万病の元です。
それから、動物病院の力を借りることとして、
定期健診は受けてほしいですね。血液検査のあるタイプのものです。
瀧谷:1年に1度くらいの頻度でしょうか?
林:犬の一年は人間の一年よりも早いので、シニア犬になったらできれば半年に1回は検診を受けて血液検をしてほしいですね。肝臓、腎臓、膵臓や貧血などについてわかりますし、身体の中の栄養バランスもわかります。飼主さんが気付かない“変化”があるかもしれないので。
瀧谷:(ヒトと同じで)犬も加齢にともなって血液検査の数値結果が悪くなっていくと思うので、変化を直視することになりそうですね。
林:はい。その時に、「もう高齢だから(深刻な値ではないし)数値が多少悪くても仕方ない」となることが少なくないと思います。ただ私は“年齢のせい”にするのではなく、ケアできることはした方がいいと思っています。
例えば、栄養補助として最近は良いサプリもありますのでシニア犬はサプリ等による補助を検討してもいいと思います。
瀧谷:サプリは、あまり若いときは必要がない?
林:若い犬は取っちゃダメってことはないですが、サプリに依存しちゃって身体を甘やかしちゃうというか、自然治癒力を弱めるようなことになるのは良くないと思います。ほどほどならいいのですが。
瀧谷:未病段階で飼主さんに推奨する愛犬のケアは、
・“変化に気づけるよう”に気を配る
・“食”に気を配る(※薬膳の考え方を取り入れた手作りごはん)
・口内ケア(歯磨き)
・(シニア犬は特に)マッサージ
・適度な運動
・動物病院で年に1回(シニア犬は半年に1回)の定期健診
ですね。
どれも、自分の愛犬をよく見て、よく触れ合ってあげるものばかり。ワンちゃんと飼い主さんの絆も深まりそうに感じます。
林:はい。薬膳の手作りごはんも含めて、ワンちゃんと飼い主さんのコミュニケーションが深まっていくものだと思っています。
瀧谷:今日もありがとうございました!
(#2を見る)
「獣医師が考案した長生き犬ごはん」から抜粋のレシピ紹介
※2レシピを抜粋掲載する許可を頂きました。(林先生、ありがとうございます)
★“週1回のデトックス”「毒出しスープにトライ!」
水分をしっかり与えることで、尿や便と一緒に老廃物が排出されやすくなり、体の巡りが改善されて老廃物の溜まりにくい体になります。
週に1回、愛犬に毒出しスープを与えてはいかがでしょう!
・週1回、ドライフードばかリの子へ与えるスープとして
・太り過ぎの子には3日に1回の食事として
など。
※胃腸の弱い子には、しじみの“身”は除いてスープを上げましょう
[材料 (5kgの犬、2食分)]
・しじみの可食部:15g
・青魚(さば、いわし、サンマなど):180g
・ブロッコリー:50g
・大根:40g
・セロリ:10g
・めかぶ:大さじ1
・玄米ご飯:大さじ1
[つくり方]
A.鍋に水400mlとしじみを入れて火にかけ、しじみ汁をつくる。
B.青魚は骨ごとミキサーにかける。
C.玄米ご飯と細かく刻んだセロリ、大根(20g分のみ)をAの汁の中に入れて柔らかくなるまで煮る。
D.玄米ご飯が柔らかくなってきたら、Bの青魚と小分けにしたブロッコリーを加える。
E.全体に火が通ったら、細かく刻んだしじみとめかぶを加えて混ぜる。
F.残りの大根20gをすりおろして最後に加える。
●高野豆腐クッキー
大切なワンちゃんのための、安全で安心なおやつです。
こだわりの食材でもちろん無添加。初めて手作りをする方でも簡単に作れます。
[材料]
※おやつなので、分量は全て適量です。
・豆乳
・鶏がらスープ(昆布水やしじみ汁でもOK)
・高野豆腐
[つくり方]
A.豆乳と鶏がらスープで高野豆腐をもどします
B.もどった高野豆腐を絞って水分をとばし、幅約3mmに切ります
C.オーブンまたはトースターで5分ほど焼いてください。
対談者
<写真:右>
林 美彩 (獣医師 chicoどうぶつ診療所 代表)
毎日の食べるもので体が作られていくという両親の教えのもと、大学時代に愛犬・茜を迎えたことを
きっかけに、手作り食を学ぶ。
大学卒業後は、代替療法・西洋医学療法の動物病院に勤務し、その後サプリメント会社での
相談応対に従事。西洋医学と代替療法の良いとこどりをした治療、病気にならない体作り、
家庭でできるケアを広めるため、2018年3月に往診専門動物病院「chicoどうぶつ診療所」(東京)を開院。現在、全国より数々の相談を受けている。
獣医保険ソーシャルワーク協会所属。
<写真:左>
瀧谷 知之 (株式会社コラビー 代表取締役)
トーマツ コンサルティング(現DTC)を経た後、ツタヤオンライン、やTSUTAYAなどで経営企画/経営戦略室長として、ネット事業推進、事業戦略立案や新規事業に従事し、独立。
現在までに上場企業含め9社の代取や取締役を経験している。
2010年3月に(株)コラビーを設立し、代表取締役に就任。 コラビーにて国内最大級の
”犬の手作りごはん専門”サイト「わんわんシェフ見習い中」を展開中。
ペット栄養管理士。