レポート 犬とご飯

犬の手作りごはん実態調査2016の概要

犬の手作りご飯実態調査2016

犬の手作りごはん実態調査2016

犬の手作りごはんの専門サイト「わんわんシェフ見習い中」で、飼い犬に手作りのごはんをあげているサイト登録者に対して、インターネットを利用したアンケート調査を実施いたしました。(2016年11月調査実施)
※”いい犬ごはんの日(11月15日)”を記念して実施。

 

●一人住まい、二人家族世帯で過半数

飼い犬に手作りごはんをあげている方(もしくはあげていた方)の家族構成として、例年どおり2人家族が最も多い結果でした。

犬の飼い主の家族構成

 

●1/3が多頭飼い、1/3が初めての犬

犬に手作りでご飯をあげている方の1/3超が多頭飼いをしている家庭です。
一方、1/3は初めて犬を飼った家庭で手作りごはんをあげています。

犬の数

 

●1~3歳が最も多い

※多頭飼いの方には全ての愛犬の年齢をうかがっています。
手作りでごはんをあげている愛犬の年齢として、1~3歳が多い結果となりましたが、
昨年の調査に比べて10歳以上の高齢犬の割合も増えています。

犬の年齢

 

●散歩は、回数少なめ、1回あたり長く

散歩の回数は、僅差であるものの、1日1回の方が最も多い結果でした。
1回あたりの散歩の時間は30~60分が最も多く、じっくり1回の散歩に時間をかける方が多いようです。

犬の散歩

 

●ドッグフードもあげつつ、手作りごはんをあげる方が大半

手作りごはんとドッグフードを併用にされている方が大半です。
1/3の家庭では、完全手作りごはん、あるいは手作りごはんがメインでした。

犬のご飯を上げる回数

 

●時間をかけず作り置き

約半分の家庭で、数食分まとめて15分以内、30分以内に調理しています。
また、1食分ずつ手作りする方も、15分以内にささっと調理する方が大半です。

犬のご飯にかける時間

 

●手作りで「色々なごはんをあげたい!」「犬が喜ぶ」「愛情が伝わる気がする」

「色々なごはんをあげたい!」「犬が喜ぶ」「愛情が伝わる気がする」が上位で、ほぼ同じ割合で「アレルギーや健康上の理由」があがりました。
これは、手作りならば、NG食材を入れないなどのコントロールができることと、カロリーを抑えることができることによるものが多そうです。

犬に手作りでご飯をあげる理由

また、自由記入欄に頂いた意見としては、
「加工食品への不安(添加物等)」
「実際に手作りの方が犬が食べてくれるから」
「ペットフードのにおいが嫌い」
「犬の栄養士、獣医、ドッグトレーナー等の専門家からの薦め」
などが目立ちました。
中には「できるだけ加工食品をあげないことは普通のこと」というコメントもあり、犬へ手作りでごはんをあげることも当たり前になりつつある気配を感じました。

 

●栄養面への関心が上位

例年どおり、分量、栄養面への懸念が上位です。
ただし、例年にくらべると栄養面、分量に関して困っている割合は減少しています。
また、その他のコメントとしても、手作りごはんは日がたつと腐ってしまう点や、愛犬のごはん要求にいかに対応するかなどの声が寄せられていました。

犬の手作りご飯で困っていること

 

●大半の家庭では、”あまり悩まずに”犬と生活

本年は、「その他、犬との生活での困りごと」についてアンケートを取らせていただきました。
あまり悩まずに犬との生活をエンジョイできている家庭が多いです。
その中で、比較的多い困りごととしては、
「犬がよく吠えること」「(飼い犬が)犬嫌い、人嫌い」が多く、
”悩み”として若干目立つものは「噛み癖」「病気・健康」
でした。

犬との暮らしの悩み

 

●調査方法
犬の手作りごはんの専門サイト「わんわんシェフ見習い中」上にて、サイト登録者に対しインターネット上でアンケート調査を実施。犬を飼っている(もしくは飼っていたことがある)方のうち、飼い犬に手作りごはんをあげている方を対象。
調査期間:2016年11月15日~12月12日 (N=125)

※本調査に関する問合せについて 「わんわんシェフ見習い中」内の問合せフォームより、ご連絡頂けますようお願い致します。

 

参考:各年の犬の手作りごはん実態調査

-レポート, 犬とご飯
-